すすむ少子化
2006年06月15日 by 木村 由紀 ( プロフィール)
昨年の出生率
厚生労働省がまとめていた2005年の人口動態統計で、女性が生涯に産む子供の推定数を示す「合計特殊出生率」が1.25になることがわかったそうです。
2004年の1.29を大きく下回り、過去最低を更新してしまいました。
政府や社会の取り組み
少子化が進むと人口が減少を始め、経済を支える労働人口が減少します。また高齢化が進むことで年金、医療、介護などの社会保障費が増加して、国民の負担が増大することも懸念されています。
政府も様々な少子化対策を打ち出してきていますが、出生率の低下に歯止めがかかっていません。
また、育児休業制度などで出産や育児を後押ししてくれる企業も増えてきていますが、まだまだ女性にとって「産みやすい」「育てやすい」「働きやすい」社会とはいえないようですね。
価値観の多様化
少子化の理由のひとつに挙げられるのが、ライフスタイルや価値観の多様化です。
結婚や出産にたいしての価値観も多様化して、「結婚しない」「産まない」という選択肢を選ぶ人も増えてきているようです。
また、私自身もそうですが、産みたくても恵まれないといった場合もありますし、産まない理由も人それぞれで、デリケートな部分になるのでなかなか触れにくいところではありますね。
私たちにできること
産むことをためらう理由のひとつに経済的な負担が挙げられるようです。
子供を産み育てるには、政府や社会、夫や家族の支えももちろん必要ですが、まずは自分自身の足で立って自立することも大切ですよね。
出産・子育てを経てその後仕事に復帰するときのために、スキルアップやキャリアアップを目指して、今使える時間やお金を投資することも十分に価値のあることだし、資産を運用することも大切になってきます。
私自身これから妊娠しても高齢出産です。出産を機に仕事を辞めてしまうのは、やはり経済的に不安。かといって無理をするのは年齢・体力的にもっと不安。なので、自分のペースで仕事が続けられるように働き方を考えています。
FPとして、お金のことだけでなく生き方や働き方、産み方育て方も、みなさんと一緒に考えていけたらいいなと思っています。
