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どうする?海外でのお金

2012年01月18日  by 續 恵美子  ( プロフィール

もうすぐ進学や就職など新しい生活が始まりますね。同時に、卒業旅行や春休みの海外旅行、海外留学をお考えの方も多いでしょう。フランスに住んでいる私は、ホームステイで宿を提供していることもあり、旅行から海外生活にいたるまで様々な相談を受けています。なかでも“海外で使うお金をどうするか”との心配が多いようです。
海外に行く=現金やトラベラーズチェックに換金、持参が一般的ですが、多額の現金を持ち歩くのは危険。スリや盗難はもちろん、紛失の場合もまず戻ってきません。しかし、カードなら万一盗難や紛失があっても電話で即利用停止が出来るので便利です。カードと言ってもいくつか種類があるので滞在期間や用途に合わせ上手に使い分けましょう。

旅行など短期間の滞在の場合

普段日本で使っているクレジットカードで良いでしょう。海外でも同様に利用できますし、現地で現金が必要な場合は引き出しも可能です。あらかじめ大金を換金する必要がなく便利です。ただし、クレジットカードでの引き出しは「キャッシング」になり、返済日までの利息がかかることに注意してくださいね。

中・長期間の滞在の場合

中長期間の滞在の場合はキャッシュカードがあると便利です。しかし日本で使っているカードは海外では使えません。海外でお金を引き出す際は、国際キャッシュカードが必要です。「国際」といっても口座自体は日本の銀行口座で、海外に居ても口座残高までの引き出しが可能。キャッシングではないので利息はかかりません。ただし「両替手数料」や「事務手数料」などは必要ですので、銀行に確認しておきましょう。さらに、国際キャッシュカードのなかには国際デビットカードと呼ばれるものもあります。これは現地での引き出しはもちろん、カードを使っての買い物も出来るカードです。クレジットカードとは違い、支払いは即日、自分の銀行口座から引き落とされ、利用限度額も口座残高の範囲内であるため、使いすぎることがなくて安心です。2012年1月現在、日本で国際キャッシュカードの取扱いをしている銀行は数行しかありません。自分の取引銀行が取扱いをしている場合はカード発行だけで済みますが、そうでない場合は新たに口座を開設し、ある程度まとまった金額を入金しておく必要があります。時間的にも余裕を持って行動したいですね。また出来ればカードは2枚用意しておきたいです。紛失などでカードの停止は海外からでもできますが、再発行は海外からの電話では取扱い不能。本人が窓口に行かないといけません。最悪の場合、海外滞在を諦め、帰国を余儀なくされる場合もあるのです。
これらの日本のカードは海外に行く日本人にとって大変便利です。しかし頻繁に現金を引き出すと、それだけ手数料もかかります。1年以上の滞在では、現地の銀行で口座を開設し、そこに日本から海外送金されるといいでしょう。言葉の壁もあり、現地での口座開設はハイレベルですので、フランスで口座開設サポートが必要な方はぜひご相談くださいね。

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